おしゃれで脳トレ

病気になった時、病人らしくしているよりも元気に見えるような色を使ってみる、具合のいい時にはちょっとおしゃれをしてみる。そんな楽しみは生きる励みになります。同じように、高齢者にとっても「おしゃれ」は認知症予防や寝たきり予防にも役立つと思っています。闘病中や介護予防のおしゃれのヒントをご紹介していきます。

筋トレ、脳トレ

まずは、認知症を知ることから始めましょう

65歳以上の4人に1人が認知症!ということを耳にすることも多くなってきました。

しかし、関心がなければ、スルー。頭の片隅にも残りません。

でも、これって大変な数字なんです。今の人口ピラミッドを考えるとシニア層が多くを占める今の日本、昨今の高齢者ドライバーの事故のニュースを見ても人ごとではいられないことがわかるでしょう。

そこで、国をあげて、寝たきりや認知症など介護の必要な高齢者を増やさない、どうにかして減らして、自立したお年寄りを増やそうと新オレンジプランを立ち上げています。

この認知症、「認知症」とひとくくりにまとめられていてますが、実は1種類ではありません。

よく知られたアルツハイマー型をはじめ、血管性(脳血管障害型)、レビー小体型、その他があり、治療の仕方も薬も違ってきます。

ここでは、認知症の約6割を占めるアルツハイマーを例にすると、現在4種類ほどのお薬があり、適切に使うことで、進行を抑えたり、遅くしたりすることができます。ただ、どのタイプかをきちんとみきわめ、それにあった薬や治療をしなければ、効果が得られません。

 

アルツハイマー型は、その発症までに20〜30年かかりますが、軽度の認知記憶障害(MCI)の段階で食い止めることができれば、日常生活もおくることができ、最近の研究では、認知症は予防ができるということがわかってきています。

予防に良いとされることは大きく2つ、

1つは体を動かす。つまり、運動をすること

そして、もうひとつは脳を活性化するようなことをすること

私は、これをわかりやすく「筋トレと脳トレ」と伝えています。

この2つを組み合わせて行うのが、良いとされていますが、これをやれば絶対というものはなく、いろいろなことをやってみる、自分に合う楽しくできるものを探すというのも必要です。

私は、その選択肢の一つとして、「脳トレ」の部分におしゃれの活用を進めています。

多くの女性が大好きな「おしゃれ」で予防ができたら、毎日、手軽に行えて、綺麗になれて、ほめられて

素敵なことだと思いませんか?

今日のお話はここまで。続きは次回のブログで。

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2016/11/20   Masumi Iwai

おしゃれで脳トレセミナー

今日は、プラチナ美容塾で講義してきました

今月は、様々なところに出かけて「おしゃれで脳トレ」の講師をしていますが、今日は美容ボランティアを高齢者や乳がん患者の皆さんに向けて活動している「プラチナ美容塾」さんに伺いました。

美容ボランティアをされているだけあって、皆さんお綺麗!

今回は、認知症についての正しい認識、予防とは?について、昨年に引き続き、今年も実技を交え、講義をしてきました。

あいにくの雨模様にもかかわらずさ、参加されている方は、とても熱心。メモを取りながら、真剣に聞いてくださるので、こちらも熱が入ります。

いつも思うことですが、認知症というのは、まだまだ伝えるべき内容がたくさんあるということ。

間違った認識を持っている人が多いのです。私自身も経験や、今のような認知症予防専門士の勉強をしていなければ、きっと、同じようだったことでしょう。

何種類もあること、予防も可能であることなど…

どうして、認知症予防におしゃれや美容が役立つと私が考えるかということに基づいて、行った実技は、かなり楽しんでもらえたご様子。

講義をした私も楽しい瞬間でした。

今度は、自身のガン経験からガン患者の立場のお話もできたらいいな、と思います。

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2016/11/19 セミナー   Masumi Iwai

高齢者のおしゃれをテーマにしたきっかけ

第1回目は、のちに「認知症予防のおしゃれ」」の活動となる「高齢者のおしゃれ」をライフワークとして始めたきっかけのお話です。

私が、高齢者のおしゃれという活動を始めてから20年以上が経ちます。

当時は、いわゆる年寄り臭いというファッションがあり、薄いグレイや細かい花柄の服装が定番でした。白髪になった髪や赤みの血色が減り、くすんだ肌色にそのファッションは、まるでそこだけが色が抜けたように感じられました。

私は両親が高齢だったこともあり、そんな服装をしたらいやだな、このマーケットを何とかしなくてはと単純に思ったことがきっかけにもなりました。

ちょうどその頃に門を叩いて出会ったのが、芸術教育研究所の多田所長

幼児教育、おもちゃの専門家でしたが、高齢者の生活には遊び心が足りないと高齢者にも目を向け始め、「高齢者の遊びデザイナー」という活動を始めた頃で、私のやりたいこととまさに合致。特養の老人ホームやデイケア施設を訪問することになったのです。

当時の施設に入所している人の有様といったら…

カラーコーディネーターの私には、目を疑う事ばかりでした。

女性でも始末の良いように刈り上げられた髪。

ピンクのトレーナーにキティちゃんのトレーナー

青いトレイに乗せられて運ばれてくるミキサー食

グレイのカーテンがかけられた食堂

一つ一つを説明しながら、試行錯誤で考えを変えてもらうところからのスタート

こうして、「高齢者の遊びデザイナー講座」の講師として全国を回ることとなったのです。

その活動から生まれた本が「お年寄りの楽々おしゃれ術」(黎明書房)です。

現在では廃刊となっていますが、1998年当時は、この本は多くのメディアで紹介され、この仕事を続けられる原動力となりました。

このブログでは、高齢者の認知症予防や介護予防に役立つおしゃれのヒント、また私の経験から闘病中に役立ったおしゃれなどのお話をしていきたいと思います。

お年寄りの楽々おしゃれ術
お年寄りの楽々おしゃれ術

 

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2016/11/02   Masumi Iwai
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