Erboristeria/エルボリステリア


イタリア語で薬草薬局という意味。
家庭で楽しめうアロマテラピーや手作りコスメなど
香りのページです。



イタリアでハーブはエルバ。
ハーブを使った化粧品や薬、アロマテラピーの精油などを扱う
薬草薬局が エルボリステリア です。

このコーナーでは、2008年3月20日より2年間発行されたのメルマガ
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  アロマテラピー 岩井ますみ 最終回

  ★香水の街グラース

  ★お気に入りの花精油を探そう!

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★香水の街グラース

これまで、体臭と香についてお話を続けてきましたが、
その内容もやっとフランスにたどり着き、
今回は香水の街として有名なグラースを中心に
最終回をまとめていきたいと思います。


私も数年前、南仏を一人旅し、このグラースの地へも立ち寄りました。

地中海に面したこの土地は年間を通じ温暖で、
バラやジャスミン、ラベンダーなど
女性が喜びそうなたくさんの花々が咲きほころび、
オレンジなどの柑橘類も豊富に採れ、その豊かな田園風景は心和みます。

その花々の名前を見てわかるように、
グラースは今や香水の街として大変有名で、
フラゴナールやガリマールの香水工場は日本人観光客にもよく知られています。

しかし、このグラースは元々、皮なめしで有名な場所でした。

革製品は鳥獣の皮をなめし、製品にしていきますので、
当然のことながらかなりの臭いが発生します。

グラースでは13世紀頃からなめし皮の産業が始まり、
16世紀頃にはその臭いをグラースでたくさん取れる草花の香でマスキングするようになりました。

特に、この香がつけられるようになったのは、
皮手袋が女性たちの間で流行し、長時間つけるようになったことが影響しています。

あまり風呂にも入らず、革製品を長く着けているとなれば、
その悪臭たるやさぞかし…

そんな悩みを解決するべく、皮手袋に素敵な香をつけたのが始まりといわれています。

のちにグラースは、皮なめしよりも香りのほうが徐々に有名になり、
今のような香水の街へと変貌していきました。


この皮手袋につけた香りの中で有名なのは、ネロリ!です。

ネロリはフランスやイタリア、モロッコなどで取れる
オレンジの花から採取される精油で、大変ふくよかな素敵な花の香りがします。

当時イタリアにあったネロラ公国の王妃がこの香りが大好きで、
自分の皮手袋にはもちろん、香水や沐浴用に愛用していたために、
オレンジブロッサムではなく、ネロリという名前がつけられました。

ネロリの香りは幸福感やリラックス感をもたらし、
不安や鬱の軽減によいとされており、
故ダイアナ妃はこの香りが大好きだったことで有名です。
(非常に納得しますよね。)

皆さんも南仏にご旅行の際には、ぜひグラースに立ち寄ってみてください。
香水博物館や香水の手作り体験など香り好きにはたまらない楽しい場所です。




★アロマテラピー最終回 お気に入りの花精油を探そう!


最終回のテーマは、自分のお気に入りの花精油を探す、です。

アロマテラピーの簡単な使い方をこれまでにいくつか紹介してきましたが、
香りは、なんといっても好みのものを使うのが一番。
自分にとっての心地よい香りを1,2本持っていることをお勧めします。

女性にとって花の香りは、心の安定のための至福の1本。

ヨーロッパでは、バラ→ネロリ→ジャスミン と好みが年代で変化するといわれ、
日本人の香りの好みが子供っぽいと思われるのもバラ好きの性かも知れません。

この三大花精油はどれも素敵な香りですが、とても高価なので、
今回はそれを手軽に楽しめる精油とあわせて紹介します。

下記を参考にネロラの王妃のようにお気に入りの1本を見つけてくださいね。


バラが好きという香り初心者さんは
ローズアブソリュート、ローズオットー、パルマローザ、ゼラニウム

柑橘類が好きな人には、ネロリ
オレンジからは、花からネロリ、枝や葉からはプチグレン 実からはオレンジがとれ、
イタリアのみかんベルガモットもお勧めです。
ベルガモットもネロリ同様、鬱の軽減に効果があるとされています。

大人のジャスミン
ジャスミンは、精油で嗅ぐとわりとクセのある香りがしますが、
薄めて化粧水などで使うとなんとも心地よい素敵な香りがします。
若い頃にはやはり苦手な香りかもしれませんが、
その代りに若い人にも使いやすいのが、イランイランです。






「ヨーロッパ薬草物語」は、
中村奈緒美さんが主宰する BIJOLAB 発行のメールマガジンです。

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このメールマガジンは、中村さんがイギリスのセラピーとしてフラワーレメディ
大高ヤス野さんがドイツのセラピーとしてハーブをそして私、岩井がフランスの
香りのお話とアロマテラピーを交代で、2008年より2009年まで2年間書いてきました。

基本は、女性が美しく輝くための植物の力を借りたセラピーのいろいろを
ヨーロッパの香りとともにお届けする内容です。

私はフランスとはいえ、アロマテラピーに関してはイギリス式のものを、そして
香りの四方山話として、フランスの話を書きました。

また、別の形でメルマガを発行していく予定です。
そのときは、ぜひご購読くださいませ。

2009/12

 

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